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味覚共有スプーンの仕組みや使い方は?綾瀬はるかcm出演のフィールテック!

最近、綾瀬はるかさんと彦麻呂さんが出演する味覚共有スプーンのcmをよく見ますよね?

このcmを見たことがある人は、「そんなことができるのか?」そう思ったはずです。もし、そんな事ができたらドラえもん、SFの世界ですよね。

本当に味覚を共有できるのか、味覚共有スプーンの仕組みを調べていきたいと思います。

味覚共有スプーンの仕組みや使い方は?NTTドコモが発表

NTTドコモが味覚共有スプーンを開発したと発表しました。明治大学総合数理学部 宮下芳明研究室、H2Lの共同開発となります。

最近、cmでも紹介されていることで話題となっています。そのcmがこちらです。

本当に、こんな事が出来たら凄いですね。

一体、どうやって味覚の共有を実現しているのかと言うと、下記の3つのデバイスで実現しています。

•センシングデバイス
•人間拡張基盤
•アクチュエーションデバイス

3つのデバイスがどのように連携して、味覚共有を実現しているの見ていきましょう。


画像:ドコモ、“味覚を共有”する技術 映画・アニメ、メタバースで活用可能 – Impress Watch

センシングデバイスで共有する味をデータ化

センシングデバイスとは味覚に関するデータを把握する機器となっています。共有する味の元となるデータですね。相手に共有したい味を分析・数値化を実現します。

人間拡張基盤で人それぞれの味覚を表現

人間拡張基盤は、人それぞれの味覚に合わせた味を共有する機器です。約25項目のデータからアルゴリズム化し、その人にあった味覚を共有します。確かに、人によって、味覚は異なりますからね。人に合わせた味覚を表現できるなんてスゴすぎますね。

アクチュエーションデバイスで味覚を提供

アクチュエーションデバイスは、センシングデバイスと人間拡張基盤のデータを元に味を実現します。

アクチュエーションデバイスでは、味の基本となる五味(甘味、酸味、塩味、苦味、うま味)を、味覚の標準液を用いて表現します。

つまり、味覚の共有は、この液を通して行われるようですね。

味覚共有スプーンの活用事例は?アレルギーの食材も共有可能か

味覚共有スプーンは、メタバースなどのバーチャル空間や映画、アニメなどのコンテンツで活用が想定されています。

映画やドラマなどで出演者が食べている料理を味覚共有スプーンで体感できるという事ですね。

味を伝えるということは、難しく、視聴者は演者のリアクションを元に想像するしかありませんが、味覚共有スプーンを用いることで、実際に味覚を体験できるんですね。

もし、瞬時に味覚共有できたら生放送の食レポでも、活用できそうですね。食レポは、見てる側からしても難しいと思います。ご飯を食べて、感想をすぐ言わないといけないので、レポーターの人が可哀想だと感じることもよくあります。

スプーンを用いて、瞬時に味を共有できたら、レポーターの負担も減りそうです。

また、アレルギーのある人にとっても朗報かもしれません。アレルギーがあると、食べることができない料理もあると思います。

食べてみたいけど、アレルギーで食べれないという時に、このスプーンがあれば、アレルギー関係なしに味覚を感じる事が出来そうですね。

味覚共有スプーンのデメリットや懸念!飲食店は痛手か

味覚共有スプーンは、画期的な開発だと思いますが、一部、懸念の声もあります。

例えば、飲食店への影響です。
簡単に味覚の共有が出来るようになると、わざわざ飲食店に足を運んでまで行く必要はない等、事前に判断ができるようになってしまいます。

これは飲食店にとっては、痛手ですね。味の無料提供とも言えるかもしれません。

現時点では、映画やアニメなどでの活用を考えられていますが、味覚共有が行き過ぎると色々と問題が出てきそうです。

味覚共有スプーンに対する世間の声!ドラえもんの世界だ!

この味覚共有スプーンのcmを見て、技術の進歩に驚いた人も多くいるようです。

また、ドラえもんの世界だ!という声も多くありました。

まだまだ、日常生活での実用は先の話かもしれませんが、 このような先進技術が開発されているということは嬉しい発表ですね。