未分類

南風の指定管理者はNPO法人!新居を元気にする会はどんな団体?

とある、カフェの店長のツイートが話題を呼んでいます。

地域おこしでカフェを開業し、店長やオーナの努力の甲斐もあって、開業から5年でSNSなどで取り上げられる人気店となりました。

だけど、その最中、カフェが入っている建物「南風(まぜ)」の指定管理者の理事長から虚偽の退去通告があったとのこと。それ以降、理事長の嫌がらせはエスカレート。

終いには、理事長の企みでカフェは南風を立ち退くことになりました。

店長はこれらのことをSNSで拡散。その内容が話題となっています。

今回は、問題となっている指定管理者やその理事長について調べてみたいと思います。

南風の指定管理者は新居を元気にする会

南風の指定管理者は「新居を元気にする会」というNPO法人であることがわかりました。

これはカフェの店長がツイートしているので間違いないと思われます。

なお、下記のアカウントが店長のアカウントです。

ホームの画像には「利用中止通告書」が載せられていますね。

きっと、これは「新居を元気にする会」の理事長から送付されたものだと思われます。

指定管理者とは?新居を元気にする会

そもそも指定管理者って何?と思いませんか。

指定管理者制度は、2003年に地方自治法の改正により、開始されました。

指定管理者制度の目的は、公の施設をノウハウのある民間事業者(株式会社・NPO法人・学校法人・医療法人等)に管理してもらう制度のことです。

指定管理者制度のメリットとしては、民間事業者のノウハウを活かすことできます。

多様化する住民のニーズに応えやすくなり、自治体だけでは難しかったサービスを提供することができます。

今回の件で言うと、公の施設「南風(まぜ)」の指定管理者が「新居を元気にする会」ということになります。

新居を元気にする会の活動について

「新居を元気にする会」がどのような活動をしているか調べてみました。

NPO法人「新居を元気にする会」は高知海岸の清掃やイベントの協力など、土佐市の活性化のために日々活動しているようです。

平成29年2月には海岸協力団体と指定されたとのことです。

上記の記事では、「南風」も紹介されていますね。

今回、カフェ店長と理事長のいざこざが問題となっていますが、「新居を元気にする会」の団体としては、地域貢献のために熱心に活動しているように見受けられます。

南風の指定管理者の理事長は?

今回の事件でキーパーソンとなってくるのが、「新居を元気にする会」の理事長です。

カフェの店長の言い分では、この理事長が指定管理者という立場を利用して職権外のことも好き勝手に文句を言っているとのことです。

では、「新居を元気にする会」の理事長はどのような人物なのでしょうか。

カフェの店長のツイートやnoteからは理事長は80代くらいの男性であることが分かっています。

また、新居を元気にする会で検索してみたところ、内閣府のサイトがヒットしました。

この内閣府のサイトでは、代表者の氏名が「横山昌市」となっていました。

この「横山昌市」はどのような人物か調べてみました。

新居を元気にする会の横山昌市理事長はどんな人物か

理事長である横山昌市さんに関するツイートがありました。

「2021.11.03」の高知新聞の記事に横山昌市さんのコメントがあるとのこと。

この記事では、土佐市の「公園を単なる遊び場としてだけでなく、フォトスポットのような場にしたい」という要望から「新居を元気にする会」が管理する新居緑地公園のトイレに、色鮮やかな壁画を作成した。

トイレに描かれた壁画と制作した今川咲恵さん(土佐市の新居緑地公園)画像:https://www.kochinews.co.jp/article/detail/519262

その際の横山昌市さんのコメントが下記です。

公園を管理するNPO「新居を元気にする会」の横山昌市理事長(79)は「とてもいいものができた。子どもたちも喜んでくれると思う」と笑顔。今川さんは「写真を撮ったり触れたりしながら絵を楽しんでもらいたい」と呼び掛けている。

実際に、作家に依頼や調整したのは、横山昌市さんではないかもしれませんが、理事長としてこのような活動をしようとするのはいい人にみえます。

今回の事件で要注意なのが、カフェの店長側の意見しか見えていないことです。

理事長側の言い分も聞いてからでないと、どちらに問題があったのかは判断できません。

注意

内閣府のサイトや高知新聞では、「新居を元気にする会」の理事長は横山昌市さんとなっていますが、情報が古いため、現在問題となっている理事長ではない可能性があります。そのため、横山昌市さんへの悪質な嫌がらせ等はお控えください。

南風の指定管理者とニールマーレ店長の問題概要

高知県土佐市の南風(まぜ)の指定管理者である「NPO法人 新居を元気にする会」の理事長とそこでカフェを経営している「ニールマーレ」の一連の出来事は以下の通りです。

南風でニールマーレを開業、地域おこし協力隊からのオファー

“カフェ ニールマーレ”は、地域おこし協力隊のオファーから、土佐市が所有する建物「南風(まぜ)」(指定管理者が新居を元気にする会)でオープンしました。

高知でオープンした理由は、元々、ツーリングが趣味のオーナーがよく高知県へ訪れており、高知の自然や食材に魅了され、「自分の好きな高知県で暮らしたい」という思いからだそうです。

南風のロケーションも良く、ニールマーレは人気店に

“カフェ ニールマーレ”は店長や地元の若い子を中心に工夫された料理を展開、最高のロケーションを相まって、次第に県外からもお客様が来たり、地元メディア、SNSで取り上げられるほどの人気店となっていきました。

南風の指定管理者から突然、退去通告

しかし、”カフェ ニールマーレ”をオープンして5年目に、突然、指定管理者のNPO法人の理事長が退去通告持ってきたのです。

だけど、この退去通告は会員が全くその存在を知らない、理事長によって捏造されたものでした。

そのような騒動からしばらくして、また、理事長は退去通告を持ってきたのです。なんと、その退去通告は会員に嘘をつき、印鑑を押させて、あたかも会員全員の総意とおもわせるようなものだったのです。

南風の指定管理者の職権を理事長が乱用

その捏造された退去通告は一度は、土佐市役所へ提出されたものの、他の会員の申告により取り消すことが出来たようです。

この理事長は以前から「俺の店を乗っ取った!」、「南風は俺が建てたから、俺のもの!」などと意味不明なことを言っていました。

そもそも、理事長の店ではないし、南風は市の建物です。

他にも理事長は女性であるカフェ店長や若い女性アルバイトへのセクハラもひどかったとのこと。また、「皿鉢料理をだせ」「俺が見つけた料理人を雇用しろ」「俺の許可なくバイトを雇うな」などの経営に口を出すようになったのです。

南風の指定管理者理事長に犯行できないワケ

なぜ、ここまでめちゃくちゃをしている理事長がいるのに、NPO法人が土佐市から指導を受けないのでしょうか。

それは「南風」が建てられた時の背景が要因となっています。

南風は土佐市の波介川河口導流事業の補償として建てられた建物だったのです。

度々、氾濫を起こすの改修工事の際に、住む家を追い出される反対派がいました。

その際に、反対派の立ち退きの対応を中心にしたのがこの理事長だったのです。

その恩があるため、土佐市はこの理事長の横暴な対応に口出しできないとのこと。

南風の指定管理者ではなく土佐市職員から退去通告

土佐市職員が退去通告を持ってきた理由は、「南風」に入る利用者を改めて公募し、「ニールマーレ」ともう一社でが応募。そしてもう一社が「南風」に入ることになったのです。

だけど、この話には続きがあり、NPO法人は公募の存在は〆切の2日前まで伝えなかったり、入館が決まった業者は理事長の知人が働いている会社だということがありました。

結局、「ニールマーレ」は泣く泣く立ち退くことになったのです。

この一連の問題をどうしても許せない「ニールマーレ」の店長がTwitterで投稿し、大きな話題を呼んでいるのです。

南風の指定管理者の職権乱用に関する世間の声

このカフェの店長のツイートにはたくさんのコメントが寄せられていました。

もちろん、ほとんどの方が”カフェ ニールマーレ”を応援するコメントでした。

ただ、一部、カフェ店長のツイートの「田舎はどこもこうなんですか?」というコメントに気を悪くした人もいるようです。

確かに、この文言は、真剣に村おこし活動を行っている人に少し失礼なようにも思えます。

こちらについて、カフェの店長もすべての田舎がそうだとは思っていないと弁解しています。