総合格闘家であり、人気Youtuberでもある朝倉未来(みくる)選手の引退が噂されています。なぜ、朝倉未来(ミクル)選手の引退が囁かれているのでしょうか。
今回は、引退が噂される原因となった、7/30に行われたウガールケラモフ戦を元に調査していきたいと思います。調べていくと、ケラモフ選手との試合での完敗や試合前の煽りVTR、試合後のインタビュー回答から引退が囁かれる理由がわかってきました。
朝倉未来(みくる)の引退が囁かれる理由5選
朝倉未来選手の引退が囁かれている理由について、5つ紹介していきます。朝倉未来選手は格闘技だけでなく、Youtuberやブレイキングダウンの主催として、様々なメディアで活躍しています。そのため、ファンも多く、朝倉未来選手の引退の噂を聞いて、ショックを受けている方も多いと思います。
ただ、引退が囁かれている理由について見ていくと、総合格闘技を続けていく上で、朝倉未来選手には厳しい道のりがまっていることが分かりました。
総合格闘技に興味がない方でもわかりやすいよう紹介しているので、ぜひご覧ください。
①朝倉未来VSウガールケラモフ戦で圧倒的な敗北
7/30に行われた格闘技イベント「超RIZIN2」に出場した朝倉未来選手。対戦相手は、RIZINの中でもトップ戦線に位置するアゼルバイジャン出身のウガールケラモフ選手でした。
ウガールケラモフ選手は直近のRIZINの試合で3連勝中ということもあって、ノリに乗っている選手です。しかもそのうちは2試合は一本勝ちという結果を残しています。
ただ、ウガールケラモフ選手は、2021年に斎藤裕選手に判定負けをしています。
斎藤裕選手とは、元RIZINフェザー級チャンピオンで朝倉未来選手とは2度の対戦経験があります。対戦成績は1勝1敗という結果になっています。直近の試合では、朝倉未来選手が斎藤裕選手に勝利しています。
なので、今回の朝倉未来VSウガールケラモフ戦はかなりいい勝負になることが想定されていました。
試合前のRIZINのオッズでは、朝倉未来選手が「1.40」、ウガールケラモフ選手が「2.50」となっていました。このことから世間では、朝倉未来選手が勝つと予想している人の方が多かったことがうかがえますね。
ただ、試合は誰もが予想していない結末を迎えることになります。
序盤は両者様子見をするような形でしたが、試合が始まって1分30秒が経過したタイミングで、ウガールケラモフ選手がテイクダウンを決めるとマウントポジションでヒジを落とし、朝倉未来選手も抵抗しつつ、立ち上がろうとしますが、ウガールケラモフ選手がそれを阻止します。
画像:https://efight.jp/result_s-20230730_1403083
最終的にウガールケラモフ選手は、朝倉未来選手を立たせずにチョークスリーパーの状態に持ちこんで、リアネイキッドチョークで締め上げ、朝倉未来選手は無念のタップアウトで敗戦となりました。
今までの朝倉未来選手の敗戦は、ある程度、朝倉未来選手が試合を支配しているものが多かったのですが、今回の敗戦はあまりにも圧倒的な敗北です。
そのため、引退の不安視する声が増えています。
②朝倉未来の試合前の煽りVTRでの発言「負けたら諦める」
朝倉未来選手は、ウガールケラモフ戦の前の煽りVTRで負けたら引退するともとれる発言をしています。
その動画が以下です。
「この辺(ケラモフ)に勝てないようなら諦めるしかないと思う」とコメントしています。
確かに、今後、朝倉未来選手がRIZINだけでなく、世界にも挑戦していくのであれば、必ず勝たなくてはならない試合でした。RIZINフェザー級のチャンピオンになるという点でも絶対に負けれなかった試合です。
今回の敗戦で、朝未来選手はどのように考えるのでしょうか。
③朝倉未来がチャンピオンになるまでの道のりが厳しい
今回のウガールケラモフ戦の敗北で、朝倉未来選手がチャンピオンベルトを巻くまでの道のりが長くなりました。
今回のタイトルマッチで、ウガールケラモフ選手がRIZINフェザー級チャンピオンとなります。次に、タイトルマッチに挑戦する可能性があるのは、前RIZINフェザー級チャンピオンのクレベルコイケ選手か、7/30の試合でベラトール・フェザー級王者パトリシオ・ピットブル選手に勝つという大番狂わせをみせた鈴木千裕選手でしょう。
順当にいけば、クレベルコイケ選手ですね。
朝倉未来選手は、クレベルコイケ選手にも敗戦しているので、「ウガールケラモフVSクレベルコイケ」戦の敗者と再戦して、勝利を収めて、やっとタイトルマッチに挑むことになると考えられます。
つまり、朝倉未来選手は、クレベルコイケ選手・ウガールケラモフ選手という強敵の2人に勝利しないとベルトを巻くことができません。
しかも、いきなり朝倉未来選手の復帰戦がこの2人と組まれるかというとそういうわけでもなく、まずは格下相手との復帰戦となるでしょう。
朝倉未来選手の試合は大体、1年に2試合ほどなので、復帰戦を考えるとタイトルマッチに挑むまでの道のりが遠いです。これも朝倉未来選手が引退が囁かれる理由の一つです。
④朝倉未来の試合後のインタビュー「目標はない」
ウガールケラモフ戦の朝倉未来選手のインタビューが公開されています。
朝倉未来選手も自分の試合結果に唖然としている様子であることがわかります。
インタビュアーの回答に対しても、心ここにあらずという感じです。今後の目標についても「何もない」と回答しています。
朝倉未来選手は、頭が良い選手なので、今回の試合で、ウガールケラモフ選手との差が歴然としていることを悟ったのだと思います。
そのため、現時点では、ウガールケラモフ選手へ再挑戦したいという回答はしなかったのだと思われます。ただ、今後の目標が何もないというのは、引退を意味する言葉としても受け取れることができます。
⑤朝倉未来の年齢が31歳であること
現在、朝倉未来選手は31歳です。もちろん、RIZINフェザー級には、30歳を超えて活躍している選手はたくさんいます。
・クレベルコイケ(33歳)
・ウガールケラモフ(31歳)
・斎藤裕(35歳)
・金原正徳(40歳)
・弥益ドミネーター聡志(33歳)
ただ、朝倉未来選手は元々、30歳で総合格闘技を引退すると宣言していました。
その理由としては、朝倉未来選手は以下のように答えています。
「30歳で引退しないとずっと続けちゃうので区切りをつけたい。格闘技が好きだから。他にもいっぱいやりたいことがあるし。やめたら二度とリングには上がらない。解説の仕事もしない。近くにいると、また闘いたくなっちゃいますから」
引用:https://news.yahoo.co.jp/byline/takaokondo/20230529-00350215
しかし、今年の4月に行われた牛久絢太郎選手との試合で勝利した際に、朝倉未来選手は、改めて”格闘技が好きだ”と認識したようで、30歳を超えても継続して格闘技を行っていました。
ただ、今回のウガールケラモフ戦の敗戦で、また朝倉未来選手の考えが変わる可能性も高いと言えます。
朝倉未来(ミクル)の引退が囁かれる理由まとめ
今回のウガールケラモフ戦の敗戦で、朝倉未来選手の引退が囁かれる理由について、まとめてきました。
間違いなく、RIZIN、総合格闘技をここまで人気なスポーツにしたのは、朝倉未来選手の功績が大きいと思います。出来ることであれば、まだまだ総合格闘家としての朝倉未来選手を見てみたいですね。多くのファンもそれを望んでいると思います。
ただ、今回の敗戦は朝倉未来選手自身も、驚きを隠せないほどの完敗でした。この結果を、朝倉未来選手本人がどのように受け止めるかが今後のカギとなりそうです。
私は、また朝倉未来選手の試合を見れることを祈っています。
それでは、以上となります。最後まで読んでいただきありがとうございます。